『イージュー★ライダー』(奥田民生、1996)
自由や青春というものは、私の手元にはない気がしているが、この曲を聴くと居てもたってもいられなくなって何かしてしまう私は、まだ若いのかもしれない。
暑いし、雨も降るが、江戸川の夜はいい。
昔この曲を聴いて、ノープランで茨城から平泉に行ったり、千葉から徳島に行ったり、そんな元気さや自分があった。愛車のYAMAHAルネッサは手放してしまったが、久しぶりに歌を聴いて、懐かしくも悲しい気持ちです。
田舎の日が沈む直前の国道はいい。皆が帰宅ラッシュだったり、夕ご飯の買いものにいったり、にぎやかなんだけど、私は知らない町で一人。でもよく見ると、バイクは私の太ももに挟まれて頑張って走ってて、太陽もギリギリ応援してくれて。
日が沈むと、適当な24時間営業の施設かホテルを探すんだけど、見つからなくて焦って。平泉に行く途中で、宮城のどこかのラブホに一人で止まったことを思い出しました。
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何もないな 誰もいないな
快適なスピードで
道はただ延々続く
話しながら 歌いながら
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